論文の書き方
論文の書き方
7月下旬から学校は夏休み、もれなくやってくるのが夏期講習です。
私の運営する教室でも夏期講習に入っています。
新しく小学生、中学生、高校生が入ってきて、既存の生徒とともに毎日頑張っています。
現在、私は自分の経営する教室で午後からの授業を担当していますが、
午前中も専門学校や教育機関で毎週7コマほど授業を担当しています。
分野は様々で、経営の授業から、ビジネスコミュニケーション、英語では、
英検、TOEIC、TOFLE、SATなど様々な相手先の要望に応じて授業をしています。
この時期で一番、需要があるのは、最近の大学入試でAO入試がシーズンなので、
小論文に取り組む高校生が結構います。
「論文の書き方」どんな授業でも共通していることの1つです。
長々と説明するとよくわからなくなるので、概要だけ書きます。
論文の型3つ
1.設問に応じて「意見」をまず述べる。
2.1の意見の根拠となる「理由」を述べる。
3.2の説明後、1をもう一度「結論」として述べる。
文字数によりますが、文字数が多くなる場合は、2の理由の説明を書きます。
さらに多くなるにつれて、事例、引用、論拠となるデータなどを入れますが、
多いものでも4,000字くらいのものであれば、これで十分です。
説明の展開の仕方は、抽象論から具体論へと展開して書いていきます。
以上が論文を書くときの型です。
最後に型を使うときに大切なことですが、論文には、設問があります。
与えられたテーマ、質問など何について何を答えればよいのかという設問をよく読んでこれに正確に、外さずに答えることが重要です。
これだけで合格ラインをクリアできます。
さらに上を目指すには、いろいろありますが、生徒の書いた論文を毎週読むのですが、
各論文のテーマに対する基礎知識、一般教養を普段から養っておくことが、追いつきたくても追いつけない、マネしたくともすぐにできない、本当の実力となると言えます。
各テーマにおける語彙や知識、時事問題などですが、普段から時事問題にアンテナをたてウォッチすることや英作文であれば『速読英単語』を使ってみるとよいのではないでしょうか。
それでは今回はこの辺で。