不登校44万人
不登校44万人
5月のNHKで中学生の不登校が44万人と報道されていました。
その中には44万~85万という数字が出ていました。よく見たり調べると14万人が不登校で予備群を含めて44万人ということです。
85万人というはよくわかりませんでした。
不登校の定義やこの数字について私は正確性はよくわかりません。
ただ全国の中学生数は350万人くらいといわれていますので、
そのうちのだいたい1割から2割超ほどが不登校もしくは予備群ということになります。
1クラスで見ると30人クラスのだいたい3人から6人が不登校ということです。番組では8人に1人といういい方もされていました。
この数字が多いのかは、私にはわかりません。
少なくとも不登校であるという人だけに関わらず現状では生徒のニーズに
適応していけていない部分があるということです。
不登校問題に向き合えば、社会問題としてとらえて、1人1人の学びに対して、1つの正論、選択肢ではなく、複数の選択肢を持たせることが大切です。
学校に毎日行くというのが正しくて、30日以上休めば不登校と決めて生徒や家庭が問題だと考えるようなこと自体が問題だと私は考えています。
個人的には学校の先生の人手、人材不足やオーバーワークなど周りから見ていると、
社会問題のしわ寄せが先生に、そして生徒に最も影響を与えていると考えています。
この解決策や責任を誰かに押し付けて安易に期待し望むようなことは私自身は考えられません。
生徒の身近な大人がどんな感じで仕事をしているか、生きているかを子どもたちはよく見ている。
子どもは社会を写す鏡とまでは言いませんが、仕事で疲れ切った大人やテレビやネットでどういうことを話題にされるか環境の中で子どもは影響受けて育ちます。
そんな中で、私は通信制高校に光を見出しています。
生徒や先生にも選択肢が広がる。
さらに通信制が市民権を得て、前後の学年までいい影響が出てくると考えています。
長くなりそうなので、続きはまた書きたいと思います。